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「画像付き」三菱シーケンサ「FX3U」プログラムを読出、保存する方法を解説

三菱シーケンサ「FX3U」プログラムを読出、保存する方法IoT
この記事は約3分で読めます。

工場IoTと昨今よく言われている言葉!
現場の生産設備をパソコンからネットワーク経由でリアルタイムに見えてそして、操作するところまで持っていくという課題ですが、
その最初の一歩としてPLC(シーケンサー)からラダー図を読出すと思います。

今回は三菱シーケンサ(FX3U)プログラムデータの読出、保存方法を今後のメモとして、解説します。

今回例の条件

  1. シーケンサは FX3U を使用(他のシリーズでも読み出す方法はほぼ一緒)
  2. GX-Works2がインストール済みのパソコンとの通信(GX-Works2の体験版でもOK、下記公式ダウンロードリンクあり)
  3. シリアルケーブルで接続する
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それでは、まずラダープログラムを読出してみよう

シーケンサとパソコンをシリアルケーブルで接続する。

こんなイメージ

シリアルで接続

三菱のソフトGX-Works2を起動

ソフトGX-Works2を持っていないんだったら、まずGX-Works2体験版をダウンロードしてやってみよう(20日間の使用制限がありますので、ご注意して下さい)
GX-Works2のアイコン

GX-Works2のアイコンをクリックし、起動させる。

『PC読出』をクリック

PC読出し

上部項目オンラインから『PC読出』をクリックする。(ツールバーのPC読出アイコンをクリックしてもOK)

ツールバーをクリックする

PLCのCPUタイプを選択

CPUタイプを選択
使用しているPLCのCPUタイプを選択する。(FX3Uなので、ここではFXCPUを選択します。)

通信テスト&通信設定

接続設定の画面が表示されます。
通信テスト

まず通信テストをクリックする。(設定したことがないんだったら、ほぼ失敗するだろうと思います)
接続成功

接続に失敗した場合は通信設定をする必要があります。

シリアル/USBアイコンをクリックし、PLCとの通信条件を設定する。

通信設定

それでも失敗っていうんだったら、以下の項目を確認して下さい。

  1. PLCの電源はNOにしているか
  2. COMポート番号(使用しているシリアルデバイス)は合っているか(PCのデバイスマネージャーで確認する)
  3. ケーブルは正しく接続されているか

接続に成功した場合は、OKをクリックする。

OKをクリック

読出の実行を開始する

以下の読出画面が表示されます。
読出し画面

全選択及び実行をクリックする。

すると、以下のような画面が表示されますので、しばらく待ちます。

読出し開始

読み出しが完了すると閉じるというボタンをクリックする。

ラダープログラムを確認する

左側のプログラム部品⇒プログラム⇒MAINをクリックすると、メインプログラムが表示されます。

MAINを選択
ラダープログラムの確認ができれば、以上で読出が完了です。

プログラムデータを保存しよう

読み出ししたプログラムデータをパソコンに保存します。

プログラムデータを保存する

『プロジェクト』をクリック

上部のタグの『プロジェクト』をクリックする。次に『名前を付けて保存』をクリックする。

『保存』をクリック

最後は保存場所を指定しファイル名を入れて『保存』をクリックする。

以上で保存が完了です。